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木材輸出国の国別概要

報告時期

2010年12月 国際シンポジウム2010

証明制度の概要

対象木材 輸出国・地域
マレーシア、サラワク州
製品名
サラワク州産 丸太
輸出者名
サラワク木材協会
輸出の概要
利用している制度の名称 サラワク州における丸太合法証明(フローチャート参照)
対象地域 マレーシア、サラワク州
証明制度の概要 証明書の発行母体
サラワク森林局(FDS)
サラワク林業公社(SFC)
サラワク木材産業開発公社(STIDC)
ハーウッド・ティンバー社(HTSB)
発行手続きの概要
フローチャート参照。
制度は ■合法性のみを証明している。/ □持続可能性も証明している。
合法性のみ。
伐採時点の合法性を確認する仕組み 合法性の定義
免許を取得している者が承認されたエリアで伐採した木材及び
マレーシアの林業、林産業、貿易の法律、規制、手順に則って輸出される木材及び木材製品。
関連する法令
・ 森林法、1958 (Cap 126)
・ 森林規則, 1962
・ 土地条例, 1958
・ 天然資源環境条例, 1993 (Cap 84)
・ 野生生物保護条例, 1998 (Cap 26)
・ サラワク林業条例, 1995 (Cap 17)
・ サラワク河川条例, 1993
・ サラワク木材産業開発公社条例, 1973
・ マレーシア慣習法, 1967
想定しているあり得べき違法行為の内容
・ 無免許の伐採
・ 許可量を超える伐採、境界外での伐採
・ ロイヤルティの不払い
・ 寸法の誤申請
・ 無許可の輸出入
合法性を確認する文書、その保管・確認手法
信頼性確保のため、第三者ISO認証に基づいている。
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
独立した外部監査員に国家監査局を採用し、4社全てに内部監査員を配置している。
持続可能性を確認する仕組み 持続可能性の定義
 
持続可能性を確認する文書、その保管・確認手法
 
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
 
分別管理の仕組み 伐採から輸出までの取引の実態
 
分別管理を確保する手法
 
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
 
将来の課題と展望 システムに対する批判および問題点の認識
・ 4社間で統一したデータベースがない。
・ データ回収やモニタリングを目的としたICTインフラやハードウェアの配備に限界がある。
・ 強制するために必要な論理的支援の不足。
改善の手続き
・ 第10マレーシア・プランのもと、ネットワーク及びデータベース統合を実施
・ 新規に州内20箇所に設置する森林チェッキングステーションとForestNetを繋げ、整理統合、拡大をする。
・ 林業機能のパフォーマンスについて内部基準を実施する。
・ 全ての組織において、現場スタッフを追加採用する
今後の展望
・ 二次元バーコードシステムを丸太生産識別(LPI)タグに取り込む。
・ スキャンと丸太データをセントラルデータベースに衛星送信する端末能力。
参考
記述責任者
連絡先
http://www.sta.org.my/
Mr Jack Liam,
サラワク森林局 上級森林官

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