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木材輸出国の国別概要

報告時期

2007年02月 国際セミナー2007in東京

証明制度の概要

制度の名称合法木材検証プログラム(SGS VLTP)
対象地域極東/ロシア
証明制度の概要 証明書の発行母体
名称: SGS Societe Generale de Surveillance
所在地: 1, place des Alpes, CH-1211 Geneva Switzerland
連絡方法: antoine.delarochefordiere@sgs.com
発行手続きの概要
証明手続きは、企業の木材生産・トレーサビリティ システムの定期的な監査、継続的なデータの監視、生産現場の抜き打ち検査を組み合わせている。
制度が証明するのは合法性だけかあるいは持続可能性も証明するのか
SGS VLTPは合法性を証明するとともに、森林資源(木)の持続可能な使用、保護地域、伐採活動による環境への影響などに関連した持続可能性のいくつかの側面を証明する。
伐採時点の合法性を確認する仕組み 合法性の定義
SGS VLTPの下、森林部門における地域的な「合法性証明の標準」により形成される合法性の定義。この標準は9の原則、26の基準、68の指標で構成される。
関連する法令
連邦および地域の「森林および環境」法令は30を超える文書からなる。
想定される違法行為の内容
未許可の伐採、許可されている量を超える伐採、割当領域外の伐採、用地での伐採禁止か伐採未許可の種類の木材の伐採、禁止されている伐採技術による木材の伐採、間伐における一定の割当数量を超えた産業向け木材の伐採、ロイヤルティ・税金・その他の森林使用料の不払い
合法性を確認する文書、その保管・確認手法
文書検査、現場監査、データ収集・現場検証に関する当局との調整、継続的かつ体系的なデータ管理、電子化された記録/木材の追跡(任意)、当局と連携したリモート センシング(衛星画像、空中写真)を含む確認と監査
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
証明手続きはすべて、確実性と国際的な信頼性を保証する「SGS一般的なサービス条件」の下で、第三者(SGS VLTP Agency)により管理および実施される。
持続可能性を確認する仕組み 持続可能性の定義
 
持続可能性を確認する文書、その保管・確認手法
 
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
 
分別管理の仕組み 伐採から輸出までの取引の実態
ハバロフスク地域の分別管理の仕組みには、生産者(伐採、伐採と加工、加工)、企業または輸入業者からの直接輸出、および木材輸出業者を通した輸出が含まれる。各企業は、それぞれの事情に応じてCoCシステムを導入する責任がある。
分別管理を確保する手法
SGS VLTP標準は、「SGS VLTP/CoC説明書」の発行とともに、第三者による証明手続きにおいて監査される生産流通加工過程の管理認証(CoC)要件(原則7)からなる。
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
証明手続きはすべて、確実性と国際的な信頼性を保証する「SGS一般的なサービス条件」の下で、第三者(SGS VLTP Agency)により管理および実施される。
今後の課題と展望 システムに対する批判および問題点の認識
一部の利害関係者は合法性証明制度に満足しておらず、それよりもはるかに高い持続可能な認証の基準を求めている。
改善の手続き
オブザーバーがこうした批判を緩和できるように、多数の利害関係者が協議および証明手続きに参画する。
今後の展望
ロシア連邦の他地域への導入
参考記述責任者 ホームページ
URL www.forestry.sgs.com
連絡先
Zakharenkov Andrey
名前、肩書き、組織:ロシア森林監視プログラム プロジェクト マネジャー、SGS Vostok Limited
E-mail:Andrey.Zakharenkov@sgs.com

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