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木材輸出国の国別概要

報告時期

2007年02月 国際セミナー2007in東京

証明制度の概要

制度の名称中国国家森林認証制度(森林管理および管理の連鎖の両方に適用)現在開発中)
対象地域中国
証明制度の概要 証明書の発行母体
中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)および国家森林省(SFA)の両方により認可を受けた、独立した第三者の認証機関
発行手続きの概要
申請 - 事前評価 - 本評価 - 専門家による評価 - 証明書の発行 - 監視
制度が証明するのは合法性だけかあるいは持続可能性も証明するのか
合法性と持続可能性の両方
伐採時点の合法性を確認する仕組み 合法性の定義
関連法規・規定の遵守、および森林伐採搬出認可証を持つこと
関連する法令
中華人民共和国森林法、中華人民共和国森林法の施行に関する規定、中華人民共和国刑法、最高人民法院による森林資源損傷刑事訴訟の取扱いについての関連法の具体的適用に関するいくつかの課題の説明、中華人民共和国輸出入商品検査法
想定される違法行為の内容
伐採割当量を超える伐採、承認されている木立以外での伐採、森林伐採証明書のない伐採、森林資源に損傷を与える活動、窃盗木材、深刻な森林伐採。
合法性を確認する文書、その保管・確認手法
森林伐採証明書の有無を確認する。
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
中国国家森林認証制度(森林管理および管理の連鎖の両方に適用)現在開発中
持続可能性を確認する仕組み 持続可能性の定義
持続可能性は、現在・将来ともに人間環境と自然環境にとって最良の効果をもたらす努力である。持続可能性は、人類以外の環境はもとより、人類社会の経済的・社会的・制度的・環境的側面の継続性に関連する。持続可能性の意図するところは、文明と人間の活動を構成する手段となり、社会、その構成員、その経済組織が、それぞれのニーズを満たし現在の最大潜在能力を発揮できるようにする一方、生物多様性と自然の生態系を保全し、非常に長いスパンでこの理想を維持できる能力を計画しそのために活動することにある。
持続可能性を確認する文書、その保管・確認手法
環境的、社会的、経済的影響評価を実施すること。
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
中国国家森林認証制度(National Forest Certification Scheme of China)
分別管理の仕組み 伐採から輸出までの取引の実態
伐採搬出後のスタンプラベル(シール)の確認(森林伐採搬出認可証、ラベル表示および文書)、輸送(木材輸送認可証、ラベル表示および文書)、販売(木材販売認可証、ラベル表示および文書)、加工(木材加工認可証、ラベル表示および文書)、それ以降の管理の連鎖(製品包装、製品輸送、製品取引、製品輸出)に関するラベル表示および文書。
分別管理を確保する手法
木材加工に先立ち認可証、ラベル表示、文書の有無を検査し、管理の連鎖の後半(伐採搬出からエンドユーザまで)の全体にわたり、ラベル表示と文書の有無を検査する。
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み
中国国家森林認証制度(National Forest Certification Scheme of China)
今後の課題と展望 システムに対する批判および問題点の認識
この仕組みは開発中であるため、判定することは早計である。
改善の手続き
現時点では該当しない。
今後の展望
概して良好。
参考記述責任者 ホームページ
URL www.forestry.gov.cn
連絡先
氏名:Lu Wenming教授
肩書き:国際協力部部長(Director of Division of International Cooperation)
組織:チャイナ アカデミー オブ フォレストリ(China Academy of Forestry)
Eメール:luwenmingcaf@126.com

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