制度の名称 | 木材証明の仕組み |
対象地域 | 中国 |
証明制度の概要 | 証明書の発行母体 |
郡レベル以上の森林管理部門 | |
発行手続きの概要 | |
申請 - レビュー - 証明書発行 | |
制度が証明するのは合法性だけかあるいは持続可能性も証明するのか | |
合法性のみ | |
伐採時点の合法性を確認する仕組み | 合法性の定義 |
関連法規を満たしており、森林伐採証明書を得ている。 | |
関連する法令 | |
中華人民共和国森林法、中華人民共和国森林法の施行に関する規定、中華人民共和国刑法、最高人民法院による森林資源損傷刑事訴訟の取扱いについての関連法の具体的適用に関するいくつかの課題の説明、中華人民共和国輸出入商品検査法 | |
想定される違法行為の内容 | |
伐採割当量を超える伐採、承認されている木立以外での伐採、森林伐採証明書のない伐採、森林資源に損傷を与える活動、窃盗木材、深刻な森林伐採。 | |
合法性を確認する文書、その保管・確認手法 | |
森林伐採証明書の有無を確認する。 | |
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み | |
そのような仕組みはない。 | |
持続可能性を確認する仕組み | 持続可能性の定義 |
持続可能性を確認する文書、その保管・確認手法 | |
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み | |
分別管理の仕組み | 伐採から輸出までの取引の実態 |
伐採(森林伐採証明書および文書)、輸送(木材輸送証明書および文書)、販売(木材販売証明書および文書)、加工(木材加工証明書および文書)のスタンプラベル(シール)を確認する(追加的な分別管理は行わない)。 | |
分別管理を確保する手法 | |
上記の4段階のいずれかの証明書および文書の有無を確認する。 | |
第三者および行政などによる信頼性確保の仕組み | |
第三者による仕組みはない。すべての活動が郡レベル以上の森林管理部門により監視される。 | |
今後の課題と展望 | システムに対する批判および問題点の認識 |
システムは一般的に広く受け入れられている。問題が2つあり、1つは、追加的な分別管理が行われていないため、システムが十分に完成されておらず、エンドユーザーが伐採およびその後の活動に関する情報を確認することができない。もう1つは、一部においてシステム実施が正しく行われていないことである。一部の地域が十分に効果的な方法でシステムを実施していない。 | |
改善の手続き | |
政府の検討に対応し、数人の専門家が、生産流通加工(管理の連鎖)過程のすべての管理認証をカバーする木材追跡システムを開発しようとしている。 | |
今後の展望 | |
非常に有望。 | |
参考記述責任者 | ホームページ |
URL www.forestry.gov.cn | |
連絡先 | |
氏名:Lu Wenming教授 肩書き:国際協力部部長(Director of Division of International Cooperation) 組織:チャイナ アカデミー オブ フォレストリ(China Academy of Forestry) Eメール:luwenmingcaf@126.com |